SAMBAR

インタビューVOL.12

2017/10/24 13:33 Published by

第12回は、今年の4月に入社し、フィリピン子会社で二か月働いていた林さんにインタビュー。現在は日本でゲームライターとチームリーダーを兼任している。ゲーム業界に入ろうと思った動機や、今後の活動について考えていることなどを聞いてみた。

 

―現在の仕事内容と、そのやりがいは?

SAMBARの自社サイト『サムライゲーマーズ』の記事を書くゲームライターとしての業務と、他のゲームライターが書いた記事をチェックするリーダー業務を主にやっています。入社してまだ半年ですが、本当にいろんな経験させてもらっていて、それが仕事へのモチベーションの維持につながっているなと思っています。もちろん仕事で悩むことやしんどいこともありますが、マイナスな苦しみではなく、プラスを生み出していくための悩みやしんどさなので、やってて楽しいです。あとは、僕の好きなゲームジャンルがシューティングゲームなんですが、いまはその担当ができているのも楽しいです。仕事としてやっているゲームがプライベートでやっているゲームと同じだったりすることもあり、そういうつながりもやりがいになっています。

ー最近まで、フィリピンにいましたよね?

そうですね、今年の夏に、二か月ほど滞在していました。社長の堀池さんから、「フィリピン行く気ないか?」と直接聞かれて、「興味はあります」と答えたら、「じゃあ行こう」ということになって。その時の仕事内容はいま日本でやっていることとそんなに変わらないものだったんですが、どちらかというと研修を受けていたような感じでした。SAMBARの福山さんや冨迫さんや越智さんに、仕事はもちろんそれ以外のことでも、フィリピンの文化についてとか、いろいろ教わることが多かったです。フィリピンではシェアハウスで共同生活をしていたので、仕事だけではなく生活の面などでもいろいろと学ぶことが多かったです。

―この半年で自分が成長したと感じるところは?

うーん…たぶん結構いろいろ変わったなと思うんですが…確実に変わったとは自分で思えることの一つは、以前より責任感が強くなったことです。学生の時はやるといっておきながらやらないような、ルーズなことが多かったんです。今までは、テキトーに生きていて、時間の価値や有限性について考えることもなかったから、早起きできずに寝坊するといったような時間にルーズなところもありました。でも、今は自分が会社に来て指示を出さないと動けない人もいるし、そういう役割に対しての責任を感じながら動いてて。そこがやりがいにもなっています。SAMBARに入ってからは、やるといったらやるを心がけています。そういう意味でも、前よりも自分で自分に責任を課すことができるようになったと思います。

もう一つは、今までとにかくひたすらゲームに没頭していたので、自分自身の内面について考えることとかなかったんです。就職活動でやる自己分析で初めて自分のことについて考えたくらいで。でも、仕事をしていくなかで「自分はどういう人間なのか」とか、「自分の長所や短所はどこか」など考えるようになって、自分と向き合うことが増えたのも大きな変化だと思います。

 

引用:ファミ通.com(闘会議GP2016 MGO3国内最強決定戦出場時の写真)

 

―この会社に入った経緯や理由は?

大学中退後、「ゲームに携わる仕事をしたい」と思って探していて、いとこが過去にこの会社で仕事の手伝いしたことがあり、彼の紹介で入社したというような経緯です。

なぜ「ゲームに携わる仕事がしたい」と思ったのかというと、それは自分の実体験として、「ゲームの大会の現状をどうにかしたい!」と強く感じることがあったからです。僕は中学三年の時からネットゲームをしていて、すごい負けず嫌いな性格なんで、必ず上位にいたい!と思って常に頑張っていました。それで、大会で日本一になったりもしたんですけど、そこで得たのは周りからの「すごい」というコメント、一位という評価だけ。それだけだったんです。

引用:ファミ通.com(闘会議GP2016 MGO3国内最強決定戦出場時の写真)

日本で一番大きいゲームの大会に出て優勝しても、少なくとも僕が取り組んだゲームタイトルでは、賞金すら貰えなかった。お金が欲しかったというよりは、費やした努力と対価があまりにも見合わなかったことに落胆しました。「なんでこんなに練習しても報われないんだろう?」という気持ちになったんです。こんなんではみんなやる気なくなるし、ゲームの強い人も育たないようになるし、そのうちゲームの大会も盛り上がらなくなって、大会自体も開かれへんようになるんじゃないかと思いました。

それで、これから先、ゲームに時間を費やして頑張って日本一とか世界一までになった人に、自分と同じような気持ちになってほしくないなと思いました。「ゲームやってても無駄やったな~」と思ってほしくない、「ゲームで結果出しても意味ないな~」と思ってほしくない。単純に、自分の中に生まれたそういう気持ちが、ゲーム業界に足を踏み入れる動機になりました。

口でいろいろ言うのは簡単だけど、仕事としてゲームすることでしか見えない視点や、ゲーム業界に入ることで初めてわかることがあるはずと思ったので、どういうかたちであれ、とりあえず、ゲーム業界に飛びこんでみようと思ったんです。

―今後の目標は?

今後の目標でいえば、動機が直接的に目標になってるわけじゃなくて、まずは今やってる仕事から、僕ができることはなんだろう?ということを日々考えて動いていきたいと思っています。

今まで、ゲーム仲間内でも気づいたらリーダーになっていることが多くて、みんなの気持ちを汲み取ったり、それぞれが持つ課題を見つけてチームをとりまとめたりするのはわりと得意分野なんじゃないかなと思っています。今後、そういうところが仕事でも上手く生かせるようになっていけたら一番いいなとは思っています。

引用:ファミ通.com(闘会議GP2016 MGO3国内最強決定戦出場時の写真)

なので、この会社でどういう存在になっていきたいかというところの目標でいえば、自分がライターだからライター目線で物事を見るのではなく、エンジニア目線だとこう思うよな~とか、経営者目線ではこう考えられるよな~とか、それぞれの立場に立って考えて、中立的に動ける人、いろんな意見を取りまとめて適切なところに落とし込んでいくような人になれたらと思っています。

それと、目標とまではいきませんが、個人的に将来やってみたいと思っているのは、プロゲーマーをプロデュースする仕事です。それがどうビジネスになるのかというところまでは考えられていないんですが…ゲーム大会に出場するためのチームのプロデューサーになって、人を育てていきたいという思いがあります。

 

―林さんはいつも積極的に意見するし、存在感や行動力がある人だなと思います。目立つことや注目されることは平気というか、好き、あるいは得意なほうなんですか?

それ、よく言われるんですが、実は恥ずかしがり屋なんで目立つの得意ではないです。あと語彙力ないんで、日本語話すの自体もあんまり得意じゃない(笑)。でも、「間違ってもいいから、言いたいこと、言ったほうがいいと思うことは言おう!」と思っていつも言ってます。客観的にみると「こいつうるさいやつやな」と思われてるかもしれません(笑)。でも、自分がどう思っているかハッキリさせないと気がすまないタイプ。自分の意見は主張したいタイプなんですよね。それには、自分のことが好きだし主張したいという、ある意味エゴな部分もあると思います。

 

―自分のことを好きだからこそ人のことも考えられるし、自分の主張がしっかりあるからこそ、人それぞれが持っている気持ちや考えも汲み取ってまとめていける。リーダーとしての素質とも言えるんじゃないかなと思いました。

どうなんでしょう…そういう感じに分析されると、うーん、そうなのかもしれないような…どうだろう(笑)。でも、まだまだ今が完成形じゃなくて、自分には未熟なところがまだまだたくさんあるとは思っています。人をまとめていく立場としての責任を持つ、自分の言葉や行動に責任を持つといったところ、もっとしっかりできるように頑張っていきたいです!

―ありがとうございました。

 

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This post was written by 下野裕美子

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