SAMBAR

インタビューVOL.11

2017/10/17 10:02 Published by

第十一回は、半年前からフィリピンの子会社でマネージャーとして働いている富迫さんにインタビューした。仕事内容、海外での生活、自身の今後についていま考えていることなどを聞いてみた。

―現在の仕事内容や役割は?

半年前からフィリピンの子会社で仕事していて、マネージャーのような役割で働いています。日本ではゲームライターをしていましたが、今は記事は全然書いていないですね。フィリピンにはライターが10人いて、彼らに指示振ったりスケジュール調整したりといった管理側の仕事をしています。もう少し具体的な仕事内容を見てると…雑用だな、もはや。

ーもともと英語は話せるんですか?

それが、全然話せなかったんですよね。今も、聞き取りが多少マシになったかなという程度です。

ーフィリピンにいくことになった理由は?

白羽の矢が立ったという感じですかね、あとはフィリピン子会社代表の福山さんと以前東京でお会いしたことがあったのでその縁もあったり、その時の状況でちょうど海外にいけそうだったのが僕だったりしたという感じで。

ーフィリピンでの生活、休日の過ごし方はどうですか?

フィリピンの、マニラ内の都市でケソンシティというところに住んでいます。外資系企業が集まっているオフィス街なので、安全かつ綺麗なまちです。食事も結構安いほうかと思います。普通に生活するには困らない街です。休日の過ごし方は、日本にいたころのように友達と会うことができないので、休日の過ごし方の軸がなくなってしまい…さすがにフィリピンに行ってまでアマゾンプライムやゲームやってるのもどうかと思いますが、まあ、そんな感じです。それと、ギター。日本でやっていたバンドの活動ができていないのも寂しいですが、来年あたり日本に戻ってきた際にはやろうという話になっています。

あ、あとは一回だけフィリピンっぽいことありました。SAMBAR社員の林君と馬車に乗ったことがあって。馬車に近づいていったら「タバコ一本くれ、タダでいいから乗っていけよ」と言われて迂闊にも載ってしまい、しばらくしたら「やっぱ金よこせ」といわれて。とりあえず降りて逃げたんですけど追いかけてきてしつこかったので50ペソ、日本円で百円くらいをありがとなと言って渡して逃げたりしました。

―入社の経緯は?

軽音サークルで仲が良かった先輩を通じて、SAMBARの秋山さんと知り合いになり、一緒にポケモンをやり始め、そのあとちょいちょい交流もあったんですが、卒業直前くらいに秋山さんから連絡がきて、「仕事決まってないです」といったら「来る?」という感じで。

当時のSAMBARは働ける場所が娯楽の延長線上にあるような感じだったので、それもこの会社に根付くに原因はなったかなと思います。気づけば人間関係も構築されていて、後安さんとか秋山さんなど仕事ができて気のいい人たちと一緒に働いていけたので、自然に根付けたんだと思います。

ー現在の仕事環境で感じている仕事のやりがいは?

個人的な話でいうと、英語能力が若干上がっていると感じられること。英語でのコミュニケ―ションが上手くいった時はうれしいです。「これがこうなってるからこれをああしなきゃいけない」みたいな少し複雑な内容をドンピシャで上手く伝えられたときはうれしいです。もっと伝え方の精度を高めていかないといけないなと思っているので、オンライン英会話での学習も進めていこうかなと思っています。

それと、管理の仕事をやるようになって、ライターのままだったらできないような仕事をできているところにはやりがいを感じています。もともとライター以外のことはやってみたいと思っていたので。最初、フィリピンのライターに書き方のノウハウを教えていくのは大変でした。日本でライターをやっていたころと違って、プロジェクトを一人で三つも四つもまわさないといけないんですが、そういう経験も自分の糧になるだろうと思いながらやっています。

―私は冨迫さんは会議などでも人の気持ちを汲みながら自分の意見を上手く伝えられる、コミュニケーション力が高い人だなと感じていました。そういうところを周囲から高く評価されている結果、マネージャーに抜擢されたのかなと私は思っているんですが。

たしかに今も、管理の立場をやっていると、これやってあれやってということを、相手の気持ちを考慮して上手に伝えていかなければならないという場面はよくあります。性質的なところでいえば、たしかにそういう気遣いが必要なやりとりは不向きなほうではないとは思います。人と話すときに自分の見られ方を気にする毛があると自分でも思っていて。でも、そういう保身的な感じを好まない人もいると思うんですよね、「あいつおべっかばっか使いやがって!」みたいな(笑)。だから、良くも悪くも、という感じの…自分の性質だなと思っています。

ー今後の目標は?

正直、上昇志向が比較的少ない人間、保守的な人間なんで、「立ち行かなくなるような事態になることを避けたい」という視点から「自分にできることをもっと増やしていきたい」と思って動いています。例えばこの先、「これまでの仕事経験で何をやってきたか」と聞かれて「ゲームライターをやってました。ゲームプレイして記事を書いていました」ということだけしか言えなかったとすれば、それをもし全然違う会社の人事が見たとして、他の仕事にも応用できるような実績としては評価されないと思うんです。でも、自分にできることが多ければ、何か困難があったときに取れる選択肢も増えると思います。だから自分の糧になることをしたくて、フィリピンに行って海外でのマネジメント経験を積もうと思ったところもあります。それに、目に見えるかたちで自分にできることが増えていっていくことは自分の自信にもつながると思うので。

なんだか全体的に漠然とした話になってしまいましたが、ここから先、何かしらポジションが変わっていくなら、そこで自分で考えて自分で動けるように、先々のことを考えて今を頑張るというような感じで、今後もやっていこうと思っています。

ーありがとうございました。

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This post was written by 下野裕美子

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