SAMBAR

インタビューVOL.9

2017/7/18 17:01 Published by

第9回は千尋.Sさんにインタビュー。様々な仕事経験を経たのち、「ゲームに恩返ししたい」という気持ちが沸き起こり、ゲーム会社で働くことを決意して転職。今年4月からSAMBARで働いている。「ゲームの楽しさを多くの人に伝えたい」という強い思いが一貫して伝わってくるインタビューとなった。

ー会社での仕事内容や役割を教えてください。

自社サイト「SAMURAI GAMERS」の記事制作と、弊社主催のゲームの大会の企画運営を任されています。

記事制作では、今は「ハースストーン」というゲームタイトルのリーダーをやっています。僕は、札束の殴り合いみたいなスマホゲームではなく、同じ土俵で戦って競い合うコンシューマーゲームのほうが好きなんです。だからそういうゲームの面白さを伝えたい。実は転職の際、他に一社受けて内定を貰っていたんですが、この会社を選んだ理由には、「コンシューマーゲームをやっている」ということがありました。ハースストーンは夢に出てくるほどやってます(笑)。面白いです!

ゲーム大会についてはまだ企画段階なんですが、これも前からやりたいと思っていたことです。「SAMURAI GAMERS」の知名度・ブランド力を上げることが第一の目的ですが、それと同時に、僕は「ゲーム大会への敷居を下げたい」という思いも持ってこの仕事に取り組んでいます。みんなで集まってスマブラやるのとかそれってめっちゃ楽しいことじゃないですか?だから大会もそんな感じで楽しんで参加してもらえるものにしたいと思っています。

―この会社に転職してきたきっかけや理由はなんですか?

きっかけになったのは、ゲームのテレビCMを見て、それに心動かされたことです。「言葉の力でこれだけゲームの楽しさを伝えられるんや!」と感動して、ライターの仕事を探しました。思い込みが激しいところもあるんですよね。やると決めたら突っ走るタイプなので、そのきっかけで仕事を探し始めました。

今までにバイト含め20ほどの仕事を経験してきましたが、どれもゲームとは関係ない業界ばかりで、前職は某ジムのトレーナーでした。どの仕事も楽しかったので、「もうやりたいことはやりきった、後悔ないかな」と思ってたんです。それでもやっぱり「ゲーム業界で働きたい」という心残りがあることに気づきました。

さらにもっと根本にある理由を言うと、「ゲームに恩返ししたい」からです。いろいろやってきたけど、命かけてやってもいいと思える仕事はこれが初めてですね。正直、今はいつ死んでもいいと思ってます。過労死してもいいくらい(笑)。

僕の人生は節目節目に全てゲームが関わっています。ゲームに育てられ、ゲームに救われてきたんで、ゲームは僕にとって親と一緒くらいのレベルなんですよ。

ー救われてきたというのは、気持ちの上でですが?事実的にですが?

事実的にですね。もちろん気持ちもですが、何かあるたびにゲームに救われてきました。
僕はゲーセンで育ったようなものなんです。

僕は学校ではコミュ障で友達できない、浮いてる感じのヤツだったんですよ。でもゲーセンに行けば同じようなろくでもないやつがいっぱいいた(笑)。ゲーセンではそういう人達が年齢関わらず仲良くできる。それはゲームという存在があるからだと思うんですよね。

どこで一番社会を教わったかと聞かれれば、僕はゲーセンです。学校ではあまりなかったんですが、殺伐としたゲーセンで本気の殴り合いの喧嘩をしたりもしました(笑)。一回り年上の人からどつかれて、ああ接待ってこういうことなんやなとか学んだりもしました。大事なことをゲームに教わった恩があると思っているんです。だからゲームに恩返ししたい。

もちろん、ゲームがきっかけで揉めたこともたくさんありますけどね。例えば恋人とゲームやってるといつも揉めますね(笑)。こっちは「遊びでやってんちゃうねんぞ!」となります。ゲームに対して常に本気なんで。

ー「ゲームに恩返ししたい」。以前、この会社の創設者である堀池さんや大森さんも、全く同じこの言葉を、この会社の存在意義として表現していました。会社の軸と自分の軸が重なっていることも入社理由としてあるんでしょうか。

そうですね。「ゲームに対する世間のイメージを変えていきたい」という強い思いが僕の中にあります。「ゲーム=悪」みたいイメージがあるのが僕はすごく嫌なんです。僕からすると「なんもわかってない!」と思うんです。頭ごなしにゲームを悪く言う人は、ゲームの何を知っとんねん!?と。

愛情ってなんやって、いろいろあるとは思うけど、それって形のないものだと思うんです。ゲームという漠然としたイメージ、そこに対して僕は強い愛情を持ってると思います。

ー千尋.Sさんは、世間の「ゲーマー」に対するイメージとは違う雰囲気がありますよね。接客業の経験があったり、多趣味だったり…体を鍛えているところは特に、ゲーマーに対する世間のイメージと真逆ですね。

それは僕自身がすごく意識してるところです!ゲームへの恩返しにつながってくるんですけど、僕は世の中のゲーマーに対する偏見みたいなものにめちゃくちゃ腹立つんです!!!僕はそれに反発したくて、筋トレしてます。服装や髪型に気を使っているのもそれでなんです。まあ一番の理由は単純にモテたいからですけど(笑)。

あとは筋トレについてだけで言えば、体を鍛えれば仕事も捗るということがありますね!心身がバランス良く健康でいられると思うので気を付けています。

―では見た目や体格などを気にしないゲーマー、いかにもオタクっぽい人についてはどう思いますか?

ゲーマーって、一点に集中してこだわる、のめり込むと周り見えないタイプが多いんじゃないかと思います。僕もそれは同じなので、自分が広い視野を持っている人間だとは思わないんです。ただ僕の場合、そのこだわりの数が多すぎるだけです。違う角度で見れば、僕のそういうところが、一緒に働く人に、不思議な人だなぁ、偏屈な人だなぁと思われるところかもしれませんね。

あとはまわりの環境がどうかだと思います。見た目全然気にしないという人も、明日から石原さとみやアリアナグランデと一緒に仕事しますとなれば、何かしら見た目に気を付けるようになっていくと思うんです。だから置かれている環境がどうか、それだけのことかなと思います。

ー仕事をする上で大切だと思うことはなんですか?

こだわりを持つこと。そしてそれを認めてもらうこと。これは責任感を持つということにもつながってくる話ですね。あとは努力していることをまわりにアピールするような、ちょっとせこいところも実は大切なんだなと思います。僕は媚び売ったりゴマすったりするのがほんと苦手で、今までの職場でも「間違っている!」と思ったら上司にでも真っ向から反発していたので…でも正論が正しいとは限らないんだなとか、そういうことはすべて実際に経験してわかっていくことだと思います。

そもそものところでいうと、何をして稼ぐかというところは仕事のクオリティに関わってくる肝心なところだと思います。

―この会社に入って変わったことはありますか?

忙しい!ほんまに忙しいなと思います。もちろん今までやってきた仕事も全て忙しかったけど、何か質の違う忙しさがあるんです…やりたいことが多すぎて忙しいという楽しさがあります。自分のやることやりたいことに追いつけていけない忙しさ。だから楽しいんです。

僕は、「理想というものは過去にない、必ず未来にある」と思っています。理想とする未来がどんどん走っていって、それを追いかけてるのが楽しいんです。それが今、ここSAMBARにあるものです。だから過労死してもいいと、命懸けてやりたいと思える仕事に出会えたなと思っています。

ーここまでお話頂いた「ゲームに恩返ししたい」という思いに重なるところになるかと思いますが、最後に、仕事に関する今後の個人的な目標を教えて下さい。

大きくは、2つあります。自分がその仕事に対して求めていることと、その仕事をして自分が得る報酬について。

報酬のほうから言えば、月に200万くらい稼げるようになりたいです!ベンツGクラスに乗って仕事は何やってるんですかと聞かれて「ゲームやってる!」って言いたい。かっこよくないですか!?そういうの!!!(笑)

仕事で追い求めていきたいのは、「ゲームの楽しさを多くの人に伝える」ということ。例えば「今インドでクリケットが流行っているらしいよ」と、それだけ聞いても楽しそうと思わないかもしれない。でもインドの人たちがそれを楽しんでいるのは、そのスポーツの楽しさを知っているから。じゃあその楽しさを上手く伝えられたら、楽しいと思う人も増えるはず。そのように、僕はゲームの楽しさを伝えて、ゲームが楽しいと思う人を増やしていきたいです。それが、僕の考えているゲームへの恩返しです。

―ありがとうございました。

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This post was written by 下野裕美子

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