インタビューVOL.5

第五回はライターの伊山さんにインタビュー。今回は、仕事のやりがいや入社した経緯などについて話してもらった。

―会社での役割や仕事内容を教えて下さい。

ゲーム部門でライター業務を担当していて、今年で一年目になります。新規ゲームの攻略記事を書いて、自社サイトを作っていくのが主な仕事です。

―どんなところがやりがいですか?

「自分で情報を発信して、それに価値が付いてお金が生まれる」ということにやりがいを感じますね。現段階ではまだまだ成果が十分ではないので偉そうなことをいえる状況ではないという自覚はあるんですけども…

主な業務が、以前は委託業務としてのライティングだったんですが、今は自社サイトの運営に変わっています。そこで「どういう情報が価値を持つのか見極める」という根本的なところをやる仕事が増えていて、面白いです。具体的には、一つのゲームについてどういう情報を発信していくかという全体的な構成を考えていく仕事で、このゲームは経験値稼ぎが大事なのか、キャラクターの特徴の情報が求められているのか、それとも武器の作り方の情報が優先なのか…など、ユーザーが求めてる情報を見極めなければいけません。WEBライターは、営業とは違って、目に見えないお客さんに向けて情報を発信しますから、そこが難しいところで、面白いところでもあります。

―SAMBARに入社したきっかけは何ですか?

前職は外回りの営業という、今とは全く違う仕事でした。そこで三年目を迎えたタイミングで、「本当にやりたいことはこれなのかな?」と考えていて…その時、大学時代の先輩である秋山さんに誘われたことがきっかけで、入社しました。

僕の当初の人生プランでは、SAMBARみたいなベンチャーに入るというのは考えていなかったです。そもそも、「ゲームライター」という仕事は、個人でサイトを運営してやっていくか、正社員でやっていくには大手出版社等に入社するしかないと思っていたので、SAMBARに出会ってこんな会社があるんだと初めて知ったことが大きなきっかけになりました。

―では、SAMBARに入社した理由は何ですか?

理由にあたる最も大きな部分は、ライターという仕事への憧れです。そして、その憧れに対する経験を持ってみたいという思いがあったこと。ゲームが好きだから、ゲームの知識が活かせるからという理由もベースにはありますが、得意かどうかは別として、ライティングという仕事そのものが好きです。

他にも理由はいろいろあります。秋山さんと仕事したいという思いもありましたし、社長の堀池さんの存在も入社に踏み出す大きな決め手となりました。堀池さんは本当に面白くて頭の良い方で、なんというか、論理的なんだけど理屈っぽいんじゃなくて理屈に沿った話し方をするんです。堀池さんの話を聞いて、「これから先この人が引っ張って作っていく会社を見てみたい」と思いました。幹部の人たちを見て、「こんな人と一緒に働ける、しかもやってみたかったことをできるチャンスに恵まれてやってみないと後悔するな」とも思いました。もしやってみてライターで食べていけなかったとしても、そういう経験をしてからまたレールを変えればいいかなと。

―一般的な企業で営業職として働いていた頃と今を比較すると、環境が違いすぎると思いますが、入社時に不安はなかったですか?

不安はあったし、今もあります。転職する時は、まわりにも心配をかけてしまいました。この会社には現状、「これだけやってればいい」という仕事はなく、みんなで次々に仕事をつくっていくしかないです。この人はこの人の上司で、この人は誰の部下で、というような明確な上下関係があるわけでもなく、主幹となる事業や業務を確立するために、みんなで頑張ってみんなで成長していかなきゃいけない。長所にも短所にもなるSAMBARの特徴だと思います。

―個人的には、伊山さんは対人力を強みとして持っているように感じますが?それは営業での経験があるからなんですかね?

形態が違いすぎて、前職での経験が会社の役に立っているのかというと難しいところはありますが…今年から始動している弊社運営メディア「Infinidie∞」については、自分からやりたいと言ってチームに入れていただきました。それは、対外的なやりとりや開発者へのインタビューなどで、自分の力が何か助けになるんじゃないかと思ったことが理由にあります。たしかに先日、インディーゲームの祭典「ビットサミット」で取材を行った際には、営業で培ってきたものを少なからず活用したことで成果を出せたのではないかと思います。

―堀池さんは以前、伊山さんのことを「ポジティブ」「積極的」と表現してました。何事にも積極的に参加していく姿勢を私も感じるのですが、それは自分でも心がけているところなんですか?

そういうところは自分が持っている性質の長所だと思うし、心がけているところでもあり、これからも大事にしていきたいところです。営業での経験から、フットワークの軽さは大切にしています。例えばお客さんに何か頼まれたとき、「わからない~」とか「どうしよう~」とか思っておろおろするんじゃなく、とりあえず「できるかどうか確認してみます!」とか「やってみます!」などという前向きな姿勢を真っ先に見せることは、相手を不安にさせないためにも大切なことだと思っています。

―今後の目標は?

まずは、ライターとしてのスキル向上です。ライターになってもう一年というのかまだ一年というのかというところはありますが…なかなかできていないことが多いです。「伊山さんに任せたら安心」と言ってもらえるようになるのが目標です。

もっと明確なところでいえば、記事を書くスピードと、新しいアイデアを出す創造力や提案力を磨きたいです。秋山さんや冨迫さんは効率良く質の高い記事を仕上げることに長けていて、後安さんが新しいものを生み出すことに長けているなと感じます。相対的に見て、自分はこういったところがまだまだ全然できていないなと感じています。

記事を書くスピードや文章テクニックなどは、成果に対して直接的に左右するところであり、記事を仕上げるのに時間がかかってしまうとチーム全体に迷惑をかけてしまいます。新しいアイデアを出していくことは、ライターに求められることでもありますし、価値ある自社サイトを作り上げていくために、この会社が成長するために一人ひとりに求められていることでもあると思うので、僕ももっと頑張りたいところです。

もう一つは、英語です。確実にこの会社で求められている能力、これからますます求められる能力なので。チャンスがあればフィリピンにも行きたいですね。

さらにあともう一つ、目標というか、ライターとしての活動は何かしらの形でずっと続けていこうと思っています。将来的には管理者の立場になることを目標にしている人もいるんじゃないかと思うのですが、そこは違いがあるかもしれませんね。僕も、人を引っ張っていくようになりたいという思いもありますが、今の仕事が好きという気持ちが強いので、物を書くということ自体はずっとやり続けたいです。

―ありがとうございました。